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農民と漁民の血液サラサラ比較の結果は?

血液がドロドロだと血栓ができやすくなり、血管が詰まります。


脳で詰まれば脳梗塞ですし、心臓で起これば心筋梗塞になるます。いずれも命にかかわるものですし、一命を取り留めたとしても何らかの障害や後遺症が残ってしまうことも珍しくありません。


だから血液をサラサラに保つことが大事なんです。また、血液の粘度が高いほど血行が悪くなることもあって血圧も高くなります。まさにいいことなしとはこのことです。


ここで1つ面白い調査を紹介しておきます。


千葉の農村と漁村の住民を対象に血液のサラサラ度を調べたというものなんですが、予想通りで魚の摂取量が多かった漁村の住民のほうが血液の粘度が低く、また、赤血球の柔軟性もあったそうです。


また、健康な成人に漁村住民と同じ量の魚油を4週間摂取してもらったところ赤血球の柔軟性、血液の粘度ともに「改善されたということです。


また農村住民と漁村住民のあいだで両者の血小板がどのくらいの濃度で凝集(固まるか)と比較も行ったところ漁村住民の血小板の固まりやすさは農村住民の1/3程度だったそうです。


普段から魚油(EPA)を摂取しているかいないかで明らかに血栓の作られやすさが違うということがこうした実験や検証からわかっているんですね。それからこれは追加情報ですが、イヌイット達は出血すると血液がサラサラすぎてなかなか血が固まらず止まらないそうです。


EPAを摂りすぎると血が止まらなくなるということを気にする人もいると思いますが、日本人とイヌイットではEPAの摂取量が違いすぎますし、食を取り巻く環境が違いすぎます。イヌイットと同じ食事をするというのであれば話は別ですが、日本においてイヌイット同じ血中脂質になることはまずないので気にすることはないと思います。